赤ちゃんとの旅行・温泉について

赤ちゃんとの旅行はいつから大丈夫?

生後30日目ごろの行事「お宮参り」で初めての外出を済ませ、生後100日目ごろの「お食い初め」が終わった後、3〜5ヶ月目ごろになると、首もすっかりとすわってきて、少しずつ外出ができるようになります。生後半年経ったころからは、日々の散歩が日課になるママと赤ちゃんも多いことでしょう。

では、赤ちゃんと旅行に行っていいのは、どれくらいからなのでしょうか?

決まりがあるわけではありませんし、最終的に判断するのは、当然ママ・パパですが、一般的には首がしっかりとすわったら大丈夫ともいわれています。赤ちゃんによって個人差はありますが、生後3〜5ヶ月めくらいにあたります。

とはいっても、赤ちゃんの身体はまだまだ未熟で、免疫力も低い時期です。慎重に判断するようにしましょう。

赤ちゃんの腰がすわるともっといいですし、授乳回数が減ってくる、生活のリズムが安定してくるなどすればなおいいので、理想は生後半年以降といえるかもしれません。

旅行に行くこと自体は、赤ちゃんにとっても様々な刺激を受けることができるし、育児に疲れたママのリフレッシュにもなるし、何より家族の思い出が増えるのでとてもいいことだと思います。

くれぐれも無理はせず、何事も赤ちゃんを中心に考えた予定・スケジュールを組んで、ぜひとも家族の思い出を増やしてください。

赤ちゃんとのお出かけ・散歩について、そのときの注意点などを書いたページもありますので、そちらも参考にしてくださいね。

赤ちゃんを温泉に入れていいの?

赤ちゃんだから温泉に入れてはいけないということはありません。

ただし、いろいろと気をつけなければならないことはあります。

皮膚の弱い赤ちゃんは、泉質に気をつけましょう。特に、刺激の強い泉質、酸性のお湯は避けたほうがいいでしょう。

次に、お湯の温度にも気をつけましょう。温泉によっては、大人でも熱く感じるほどのこともあります。十分に注意しましょう。また、長時間入れすぎないようにも気をつけましょう。

そして、温泉は他のお客さんもいますので、マナーにも気を配りましょう。他の人に迷惑をかけてしまっては、ましてやトラブルになってしまっては、せっかくの旅行が台無しです。気をつけるようにしましょう。

対策としては、他の人がいない時間帯に温泉に入るか、家族風呂や貸切風呂、部屋風呂(内風呂)を利用するのもいいでしょう。

家族風呂や部屋風呂(内風呂)があるかは、前もって旅館に確認しておくといいでしょう。あるいは、はじめからそれらがある旅館を選ぶのもオススメです。中には、キッズルームを用意していて、赤ちゃん歓迎の旅館もありますので、そのような旅館・温泉だと、何かと安心です。

旅行に行くときに注意することは?

赤ちゃんと旅行に行く際に注意することは、基本的には「お出かけ・散歩についてのページ」で書いたことと共通しますが、持っていくものに関して、いくつか気をつけたほうがいいことがあります。

一つ目は、健康保険証と母子手帳も持って行きましょうということです。旅行先で、突然赤ちゃんの体調が崩れるかもしれないからです。環境が多く変わるであろうので、あながちないことではありません。すぐに病院に行けるようにしておきましょう。かかりつけの病院の電話番号を、携帯のメモリーに入れておくか、メモして持っていくのもオススメします。

すぐに自宅に戻れるようであればそれがベストですが、旅行先で病院に行く必要にも迫られるかもしれません。前もって病院があるかどうかまで調べる必要はないでしょうが、あまりにも辺鄙な場所で、病院を探すのに明らかに苦労するだろうと思われる場所へ出かけるのは、できるだけ避けるべきでしょう。

いうまでもありませんが、旅行の途中で赤ちゃんが体調を崩したら、すぐにスケジュールを変更して自宅に戻るなどの決断をしましょう。せっかく予約しているから、やっと取れた休みだから、などというようなことを考えてしまうようであれば、厳しいことをいうようですが、はじめから赤ちゃんと旅行など行かないようにするべきでしょう。

次に、旅行の際に持っていくものの注意点です。

ちょっと外出程度であれば、忘れ物があってもすぐに取りに返ればいいだけですが、遠出や旅行の場合だとそうはいきません。

忘れ物をしないのはもちろんのことですが、使うか使わないかわからないものも含めて、必要になるかもしれないものは、可能な限り持って行くようにしましょう。大人だったら我慢すればいいでしょうが、赤ちゃんに我慢させてはいけません。

そうなると、どうしても大荷物になってしまうとは思いますが、赤ちゃんと旅行するとはそういうことだと思い、それもまた楽しむくらいでいいのではないでしょうか。何事もなく無事に旅行から帰ってこれれば、それもまたいい思い出になるはずです。

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