生年月日が 2024年R06年10月14日月) であれば
赤ちゃんの名付け・命名(出生届けの提出は) 2024年令和06年 10月27日日 まで

赤ちゃんの名前は、パパ・ママからの最初のプレゼント!

赤ちゃんが生まれたら一番にしなければいけないことといえば、赤ちゃんに名前を付けること・名づけ・命名といっても過言ではないでしょう。

現在では、出産前から男の子か女の子かわかっていることも多いですし、実際には、生まれてくる前からどんな名前にしようかと、夫婦揃って頭を悩ませているのではないでしょうか。

一昔前は、一族の長(おじいちゃんなど)やお世話になっている方に命名してもらうことも珍しくありませんでしたが、近年では、両親(パパ・ママ)の二人で名づけをするケースが多いようです。

どのような形で赤ちゃんの名前を決めるにしても、最終的に決断するのはパパ・ママの二人です。赤ちゃんの名前は、子どもの人生・一緒にかかわる重要なもので、パパ・ママからの最初にして最大のプレゼントといってもいいものなので、夫婦でしっかりと納得のいくまで話し合って決めるようにするべきでしょう。

赤ちゃんの名前は、古くは生後7日目のお七夜・命名式で命名しお披露目していましたが、法律的には出生届けに明記する必要があるので、特別な理由がない限り生後14日目までに名前を決めなければなりません。

また、出生届けの提出が正当な理由もなく遅れると、3万円以下の過料を請求されてしまいます。注意しましょう。

赤ちゃんの名付け・命名のポイント

赤ちゃんの名前は、その子の人生・一生にかかわることなので、安易に決めるわけにはいかず、とても頭を悩ますものです。いい名前を考えてあげようという思いはあるものの、何から始めていいかもわからなくなったりもするものです。

そこで、名付け・命名をする際のポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。

・両親、祖父母の名前をもらう

以前より少なくなってきたようですが、パパ・ママ、祖父母や親戚の名前の一字などをとって子どもの名前に使うのは、今でもオーソドックな命名の一つといえるでしょう。

親子・家族の絆を強く感じることができる点も利点だといえるでしょう。

・有名人、歴史上の人物からあやかる

自分たちの子どもがこのような人物になって欲しい、育って欲しいと思う有名人や歴史上の人物の名前にあやかるというのも、名づけの仕方の一つとして珍しくありません。

また、尊敬する知人や恩師などの名前をもらうという名づけもあります。

ただ、詳しくは後述しますが、名前負けする、名前をもらった人の評価が後に変わってしまう可能性がある、などの注意点もあるので気をつけなければなりません。

・子どもへの願いを込めて命名する

これも一般的ですが、子ども自身、子どもの人生への願いを込めた名前を選ぶというのもあるでしょう。

例えば、健康に育って欲しいという願いを込めて「健」などの漢字を使ったり、凛々しい人になって欲しいという思いを込めて「凛・凜」などの漢字を使ったりといったような感じです。

・生まれた月日・季節などにちなむ

子どもが生まれた年・月日・季節などにちなんで命名するという名前の付け方もあります。

干支や、睦月・如月・弥生など陰暦の異称や、生まれ月の英語・フランス語・ドイツ語の音を参考にして命名するなどの名づけのしかたです。

生まれた日が特定の祝日や暦の日であれば、それにちなむのも一つの方法でしょう。

・誕生日・年の出来事・思い出、場所にちなんで名づけをする

赤ちゃんの誕生日・年の出来事・思い出や、誕生場所などにちなんで名付けをするというのもあります。

過去の具体例を挙げると、元号が「平成」に変わった年に「平」や「成」の字が入った名前が人気になったり、東京オリンピックが開催される年に、聖火の「聖」の字の付く名前が多く付けられたりというような感じです。

また、誕生場所にちなんだ名前や、誕生した日に起こった出来事・思い出にちなむ、例えば真っ白で綺麗な雪が降ったので「雪」という字を用いるなど、の命名の仕方もあるでしょう。

上に挙げたのは、どれも一例であり、必ずしもこの中のどれかでないといけないということなんてありません。

近年では、人気の名前ランキングが各種発表され、しかもそれらの情報を簡単に手に入れることができる時代になりました。

人気ランキング上位にあるような、流行している名前を付けてあげたいと思う人もいれば、周りになかなかいないような個性的な名前を付けてあげたいと思う人もいるでしょう。

価値観は人それぞれなので、正しいとか間違いなどはありません。大切なことは、愛情をしっかりと込めて名前を付けてあげることではないでしょうか。

小学校に入ると授業・宿題などで、自分の名前の由来を両親に尋ねるというような話はよく耳にします。

仮にそのようなことがないにしても、子どもが成長し自我が芽生え、自分の名前に興味を持ち、由来を知りたくなるのは決して珍しいことではないでしょう。

そのようなときに、胸を張ってその子の名前の由来を説明してあげることができる、子どもがその由来を知って自分の名前に誇りを感じ、両親の深い愛情を感じることができる名前を、ぜひとも付けてあげたいものですね。

名づけ・命名の際の注意事項、気をつけることは何か

次に、赤ちゃんの名づけ・命名をするときに、気をつけるべき注意事項を紹介いたします。

・読みにくい、書きにくい名前にしない

名前は一生付いて回るものです。読みにくい名前、書くのが難しい名前は、名前を覚えてもらえなかったり、間違えて覚えられたりということの原因となってしまいます。

誰しも、名前を間違えられると気持ちのいいものではありません。

漢字にはいくつもの読み方があるものが少なくありません。また、名前に使ってもよい漢字は指定されていますが、それにどのような読みを当てるかに制限はありません。いわゆる「当て字」「当て読み」もOKということです。

ただ、難読漢字を使用したり、読みを混同するような名前、あまりにもとっぴな当て字は、日常生活に支障をきたさないとも限りませんので注意が必要です。

同じような理由で、書く上であまりに難しい漢字を使用するのも考えものでしょう。

・言いやすさ、聞きやすさに気をつける

上記の「読みにくい」とも通じますが、その名前が口に出して言いやすいか、そして聞きやすいかも注意する必要があるでしょう。

また、名前だけでは何の問題もなさそうであっても、苗字・姓と続けて読むと、いいづらくなったり、聞き取りにくくなったりする場合もあります。例えば、同じような音が続いてしまうような場合です。

それらも、避けられるにこしたことはありませんので、考慮するようにしましょう。

・間違われないやすい名前にしない(漢字や男女など)

漢字によっては、部首がほんの少しだけ違う漢字で、見た目がほとんど同じ漢字も少なくはありません。読みが同じだったり、似ていることも多いものです。一例を挙げると「慎」と「槙」、「巳」と「己」などがそうです。

そのような漢字は数多くあるので、一概に使ってはいけないというわけではありませんが、一応考慮する必要はあるでしょう。

また、決まりやルールがあるわけではありませんが、社会的慣習として、男の子につける名前、女の子につける名前にはある程度の区別があります。

男の子に女の子の、女の子に男の子の名前をつけることは、禁じられているわけではありませんが、その後の人生にとって、そのことが大きく影響しないとはとても考えられません。

どうしてもそのような名前をつけたいときは、くれぐれも熟考されるべきだと思います。

・漢字の意味に気をつける

必ずというわけではないでしょうが、名前に使う漢字の意味にも気を配ることは珍しくありません。

その際、漢字の中には複数の意味を持つものもありますので、注意が必要です。

漢字の意味も含めていい名前を選ぶことができたと思っていても、ある漢字の別の意味が、名前にはふさわしくない意味を持っている可能性も否定できません。

あまりに神経質になりすぎたらなかなか名前を決めることができなくなってしまうかもしれませんが、念のために確認をしておくのはよいでしょう。

・親戚等近親者と同名にしない

親戚や近親者などと、同じ名前にするのも注意が必要です。特に姓(苗字)が同じであればなおさらです。

禁じられているわけではないですが、名前の間違いなど、トラブルがないとも限りません。よほどの理由がない限り、避けたほうがいいでしょう。

ちなみに、同一戸籍内で漢字も含めて同名となる名前を付けることは禁じられています。読み方(音)のみが同じ名前は認められます。

・変なあだ名をつけられそうにないか注意する

小学校、中学校などでは、友人同士ではあだ名やニックネームで呼び合うことが多いものです。そして、あだ名の元になるのも、やはり名前が多いようです。

名前や姓(苗字)をそれだけで見ると何の問題もなさそうな名前でも、組み合わせることでおかしな読みや意味になるような名前もないとはいえません。

あるいは、音読みや訓読みなどの読み方を変えると、変名になってしまいかねない名前もあります。

後から気が付いても遅いですので、その辺りも注意をする必要があります。

・あやかり名に気をつける

上述したように、子どもの名前を命名するとき、歴史上の偉人や、有名人の名前にあやかって名づけをするという方法があります。

そのような人になって欲しいという願いを込めてという意味ではとてもいいことなのでしょうが、プラスの面ばかりではないので注意が必要です。

誰でも知っているような偉人と同名をつけると、どうしてもその人物と比べられてしまいがちです。そのことがいい面に働くこともあるでしょうが、プレッシャーになったりからかわれる原因になったりもしないとは限りませんので注意が必要です。

また、歴史上の人物は、ある一面から見ると高い評価を受けているとしても、違う側面では評価が分かれることも珍しくありません。そのことにも注意しましょう。

更に、現在生存中の人物・有名人から名前をあやかる場合は、その人物の評価が、その後変わらないとは限りませんので注意が必要です。

人気のある政治家や有名人から名前をあやかったはいいが、その人物が後に何らかの罪を犯してしまい、その名前をつけられた子どもたちがいじめにあったというような話も実際にあったようです。

・DQNネームに気をつける

DQNネームというのをご存知でしょうか。ドキュンネームと読みます。

DQN(ドキュン)とは、インターネット上のスラング・蔑称で、非常識あるいは知識が乏しそうな人物のことを指す侮辱後の一つです。

近年、自分の目や耳を疑いたくなるような名前をつける親がいるようで、そのような名前が一部で「DQNネーム」と呼ばれているようです。

ここで具体例を挙げることは避けますが、一昔前、自分の子どもに「悪魔」と命名しようとして話題になったことがありましたが、それもその一つといえるでしょう。

また、「キラキラネーム」という言葉もあります。

これは、外国人の名前のようだったり、あたかもアニメか漫画のキャラクターのような「キラキラ」した感じのする名前を指す言葉で、DQNネームに対して肯定的に使っている場合もあるようですが、やはり揶揄を込めて蔑称的な意味合いもあるようです。

自分の価値観の外にある名前を、「DQNネーム」「キラキラネーム」と一笑に付してしまうのもまた、違う意味で暴力的で問題があるかとは思いますが、客観的に見て、首を傾げたくなる、中には信じられない名前を子どもにつける親がいるのもまた事実のようです。

我が子に他に例のない個性的な名前をつけること、思い入れを込めて考えたら一般的ではなくなったということが、一概に悪いとはいいませんが、子どもの一生にかかわることですので、自分たちがつけようとしいる名前が、DQNネームやキラキラネームといわれないか、そのことが子どもに悪影響を与えないか、熟考する必要があるでしょう。

いろいろと列挙してきましたが、最も大切なことは、両親が愛情を込めて名前をつけてあげることだと思います。

将来、子どもに由来を尋ねられたときに、胸を張って由来を教えてあげることができ、子どもも自分の名前に誇りと両親の深い愛情が感じられるような名前を考えてあげていただきたいと思います。

赤ちゃんの名前に使える漢字・使えない漢字

名前に使ってよいとされる文字は、原則として、常用漢字、人名用漢字、ひらがな、カタカナ、長音符(ー)、踊り字(々・ヽ・ゝ など)とされています。

常用漢字・人名用漢字は、時代に即したものになるよう追加が行われたりもしますので、候補の名前の漢字が使えるかどうかわからないときは、確認したほうがいいでしょう。

一方、子どもの名前に使えない漢字についてですが、「使えない漢字」が定めれているわけではなく、使ってよいと指定されている漢字以外の漢字が「使えない漢字」となります。

人名にふさわしくないので使えないとされているわけではないようですが(「使えない漢字」が指定されているわけではないので)、実際には、そのような傾向にあるようです。

どちらにしても、使える漢字か使えない漢字か迷うような場合は、最新の情報を確認するようにするといいでしょう。

赤ちゃんの名前の画数を考える。姓名判断ってどうなの?

赤ちゃんの名前を名付けるとき、字画数を気にするのも珍しいことではありません。いわゆる姓名判断といわれるものです。

子どもの幸せを願わない親はいないでしょうから、できることなら将来幸福になれるという名前を付けてあげたいと思うのは心情として当然でしょう。

ただし、姓名判断を気にするかどうかは個人の自由であり、画数を気にするかどうかも個人差があるでしょう。これにも、正解や不正解があるわけではありませんので、どの程度参考にするかは夫婦で話し合って決めるといいのではないでしょうか。

字画数を考慮する場合、画数の多い漢字になると、画数が正しいかどうか不安になることは以外と多いものです。

そこで、名前の漢字の画数を計算するツールをご用意しましたので、ぜひともご利用いただければと思います。

名前の画数の計算ができる「漢字画数確認ツール」

画数で気をつけなければならないのは、漢字によっては複数の字画数の数え方があるものもあります。また、姓名判断の流派によって、漢字の画数の数え方が違ったりもします。

例えば、「涼」「淳」などといった漢字の部首である「さんずい」は、元は「水」という字なので3画ではなく4画とする、という数え方をする場合もあるようです。

そもそも、同じ画数であっても、姓名判断の流派の違いなどによって、その名前の解釈が変わってしまうものです。

あまりに神経質になってしまうと、名前が付けられなくなってしまうものです。いい画数の名前を付けてあげるのに越したことはありませんが、あまりに固執する必要もないのかもしれません。

また現在では、姓名判断を含め、赤ちゃんの命名・名付けに関する様々な書籍やサイト、サービスがあります。それらも上手に利用して、パパ・ママの愛情がたっぷり込められた、素敵な名前を付けてあげるといいのではないでしょうか。

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